« クリスマス・コンサート | トップページ | こまねっと以外のイベント情報 »

2009-12-08

終了しました☆第16回勉強会:講演「がんを生きる」

第16回 勉強会:講演「がんを生きる」~進行したがん患者さんの心~が無事終了いたしました。

お忙しい中 講演を快くお受けくださった 佐々木院長先生、参加された皆さま、ありがとうございました。 冒頭で 駒込病院は 、2009年名称が変わったけれど、がんだけの専門病院ではなく 感染症もそして、がん患者さんが多くの合併症(一般診療)を持っていても しっかり診療していきます。そして 患者さんの心を大切にする病院でありたい。と話されました。

進行した 患者さんのつらい状況や家族の方の訴えからも 絶対に駒込病院は逃げません!と力強く 愛情のこもった言葉をくださいました。

そのとき 患者さんは皆、どんなに自分が厳しい状況におかれても 決して諦めず正直に 「生きていたい!」と胸をはり、 駒込病院でこれからも 治療に専念しようと強く決意した瞬間ではなかったでしょうか。

続いて、佐々木先生が実際に最期を見送った患者さんのいくつかのエピソードを話してくださいました。 現実はあまりに厳しい…別れ…怖い、つらい…涙がこぼれました。けれど不思議と気持ちは落ち込まず、次第に、先生は「魂」「かけがえのない命」の 話をされているのだと気がつきました。 佐々木先生が1つ1つの命に向き合い 深く悩み そのありのままの思いを伝えてくださる、心の医療に大変感動しました。

先生が何度もおっしゃった「私たちは応援してます」は…皆さんの心の奥にしっかり刻まれたことでしょう。勇気と一筋の光を見つけた方もいらっしゃったかもしれませんね。

改修後には放射線設備が日本一になる、最新の検査機器導入、緩和ケア病棟の充実、患者サロンルーム設置予定などなど 嬉しい情報がたくさんありました。

佐々木院長先生の新しい本が12月19日発売予定です。
  「がんを生きる 」ー主治医から余命をつげられたらどうすればいいかー
   講談社 現代新書


佐々木院長先生の記事が掲載
  セオリMOOK
  「名医がすすめる最高のがんの名医550人+治る病院 」 吉原清児著
   講談社 2009年11月25日発売 \¥1,575


佐々木院長先生には「こまねっと」の活動に 多大なご理解をいただき、心から感謝申し上げます。これからも 駒込医療チームと「こまねっと」の活動が共に歩んでいけますように ご指導、ご鞭撻のほどをお願い申し上げました。

皆様、誠にありがとうございました。

コメントもお待ちしております。

【こまねっと運営スタッフ一同】

|

« クリスマス・コンサート | トップページ | こまねっと以外のイベント情報 »

◇おしゃべり会/勉強会」カテゴリの記事

コメント

本当に素晴らしいご講演でした
泣きました・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
優しく、温かなお人柄を感じました。
医師が皆、佐々木院長先生のように患者と向き合ってくださったらと願います。

「名医が・・・」の雑誌も面白いです。
新刊も楽しみにしています。

チャーミングな佐々木院長先生の益々のご活躍を心よりお祈りしております

投稿: りーにゃん | 2009-12-08 23:48

講演会に参加させていただきました。
お話は、院長先生のお人柄とその思いがストレートに伝わってきて、
途中涙ありの、大変素晴らしいものでした。

最後まで生きたい!
たとえ死が目前に迫っていようと、希望を持っていたいのが人間ですよね。
そのような患者の気持ちを尊重する先生の姿勢と
「応援しています」というあたたかく力強いメッセージが
参加者全員に届いたと確信いたしました。

行動をほぼ満員にした参加者皆さんが
穏やかな明るい笑顔で会場をあとにされていたのが、
何より、そのことを語っていましたね。

この院長先生の病院ならば、安心して掛かれる
という気持ちを強く持ちました。

ぜひ、先生の精神をすべての病院スタッフに伝えていただきたいです。

投稿: Kaori | 2009-12-10 14:43

佐々木院長の講演会に参加しました。

私の心に響いた幾つかの言葉を並べてみました。

命のカウントダウンをする中でも命が輝く瞬間がある。
そして最期まで応援します!応援します!

ガンになったことは残念なことですが私はシアワセな
ガン患者だと思いました。

勉強会で泣いたのは初めてでしたが何故か爽やかな気分でした。

治療中に知り合った患者仲間が私を見つけて声をかけて
くれました。二人で涙を拭い合い「元気でいようね!」と励ましあいました。

院長は今後も協力していただけるとのことで心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。


投稿: CANDY | 2009-12-11 01:50

佐々木先生、ご講演ありがとうございました。

途中参加となってしまいとても残念でしたが、いただいた資料を読み胸が熱くなりました。
家族や周りの人に迷惑をかけながら治療していると思う患者さんはたくさんいらっしゃると思います。
『生きている、それだけで人の役に立っている』そう言ってもらえ、スッと肩の荷が降りました。

【医療は仁術】先生は表面の病気だけでなく、患者一人ひとりの心の奥も診て下さっているのだと実感しました。
これからも駒込病院で治療を受けたいと強く思いました。

また講堂での勉強会ということで初めて参加してくださった患者さまも多く、とても嬉しく思いました


投稿: りとる | 2009-12-13 17:15

講演会「がんを生きる」に参加しました。

がん・感染症の拠点病院であり 高齢者で合併症のある患者さんも、安心して受診できる病院 そして 一人一人の心に寄り添う患者さんの心を大切にする病院…

院長先生の思いが 心にしみました。

あいにくの空模様になりましたが、 お帰りのみなさんのお顔が温かそうな笑顔なのが印象的でした。   

投稿: きょうたろう | 2009-12-17 15:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« クリスマス・コンサート | トップページ | こまねっと以外のイベント情報 »